2007-11-09 Fri
えっと・・・・。嘘のようなんですけど、王子普通でした。
良い顔しています。
ジャイくんに意地悪されて腹立った時も今日は意地悪を言い返すでもなく、手を出すわけでもなく
「ほっといてくれない?」
と言い返したらほっといてくれたそうです。
え~~~。
あんたそんな切り替えし出来るんじゃん!!!
他の子とも多少の小競り合いはあっても子供たちがちくってこないので、教養範囲内なんだってことだと思いました。
え~~っと・・・。
もしかして昨日のが効いてる?
あれ。あの抱っこともつかない怒鳴りあいがよかったの?
王子は怒りたかったんだろうか?
いっぱい怒ったからスッキリしたのかな?
なんか拍子抜け。
でも嬉しい。
授業の感じも休憩も王子ニコニコしている。
お友達と耳寄せ合ってナイショ話して笑い合ってる。
え~~。いい感じ。
このまま週末も抱っこがんばってスッキリ気持ちいいままの月曜に持って行けるといいな。
わ~~い。
浮きつ沈みつ、でも確実に前に進んでいます。
追記:しかし「抱っこ」ってすごい。こんなに王子の心が元気になるなんて!!!
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2007-11-09 Fri
それは昨夜、抱っこに塾面談に前日の鍼灸にで・・・精神的にも肉体的もマックスお疲れのよよさんが、のんびり茶でも飲もうかなぁという時に起きました。
もそもそ起き出した王子からの甘えたの一言
「あのね。怖い夢見たの」
うるるるっと瞳をうるませて見上げてくる視線(可愛いぼくちん演出)
声までかわいらし~~く作ってる。
女優モードの甘えたなのか、泣きたいからの絡みなのか、単純に一人寝が嫌でなのか・・・・。
三択の中から答えを出さないといけないんだけど、
う~~ん。
困った。
母の本音はさ、今日のお勤めは充分に果たした気分で、ゆっくり茶飲んだら寝たいんだけどなぁ。
王子は可愛いし心配でもあるけど、かなり自分も限界なので、どうしようと悩んでしまうのでした((笑))
が、しゃーない。考える機能は停止ぎみだけど、その方が案外上手いこといくかもな。
よしよししながら王子とお布団部屋。
すんすんとしてる王子様。
「あのね。怖い夢なのよ。ママとパパがぼくを置いていくの」
「怖いね~~寂しいね~~。嫌だったね~~」
繰り返しするとじわじわ泣くモード。
泣かせることできっかなぁと思いつつ。
珍しく帰宅の早い(給料日前でお小遣いが切れたためと予想<(笑))ポチにヘルプを頼んで、
強制抱っこへ突入しましたぁ~~~~~~。
が、今夜の王子は手強い。
泣きスイッチ入ったはずでも、すぐに我慢で引っ込める。
そして話しの内容もなんかすごいんですけど。
ひ~~~どうしよう。
と内心冷や冷やしながら応酬が続きます。
ポチは母と子の応酬を見守りつつ王子を背中からしっかり抱きしめて離さない役してくれています。
王子との会話は二転三転、四転、五転くらいひっくりかえっていたのですが、
基本ベースはこんな感じ。
「どうせうちはバラバラ家族なんだよ。ママもパパも俺のこと嫌いって言った」
「言ってない。好きだよ」
「言ったもん。夢の中で言ったもん」
「夢は夢で今は今でしょう」
「ほら、やっぱりそうやって俺のこといじめる。どうせね。そうなんだよ」
「いじめられてるって思ったら悲しいでしょう。なんで我慢しちゃうの」
「我慢するのがいいんだよ。一人でいいんだ。ママもパパもいらない」
「いる」
「いらない。いらない」
「いるでしょう」
「俺は一人で平気だし、どうせパパも俺をバカにしてるんだ」
「バカにしてない」
「してるし。俺知ってるし」
「一人で頑張らないでママに話すんだよって約束してきたでしょう」
「そうだよ。じゃ。ママも泣かないとね。泣けば」
「じゃ王子も泣けば」
「俺は泣かないよ。ママ泣けばいいじゃん。意地悪言って泣かしてあげようか?すっきりするよ」
「一緒に泣こうよ」
「何言ってるの?知らないよ。俺は暴れたし、吐き出したら平気。もうスッキリ。熱いからちょっと手はなしてくんないかな?」
「そんなに我慢した顔してて離せない」
「何がわかるって言うのさ。なんにも知らないくせに」
「知らないから教えて欲しい」
「教える気はないよ」
「ママうざいんだよ。熱し。あっちいってよ。いなくっちゃえばいいんだよ。俺は一人で平気だし」
「いなくならない」
「いなくなれって言ってるだろう」
「ならない」
「ならないよ」
「そうやっていじめて楽しいわけ?」
「そうじゃないでしょう。なんで助けて欲しいって言わないのよ」
「助けてほしくない」
「助けてほしい」
「ほしくない」
「助けてって言え」
「言わない」
「助けてだよ」
「助けてじゃない」
「助けて」
「いらない」
「助けて」
「じゃ助けろよ」
「助けてるよ」
「助けてみろよ」
「だから助けるよ」
延々なる怒鳴りあいの末
王子が助けてと言えました。
ここまで1時間半・・・3人とも汗と涙でぐたぐた。
そして、離せ、離さないの綱引き抱っこで、王子をパパとママで取り合って、最後は3人でギュウギュウして終了。
クールダウンのすんだ王子がママのとこに来て可愛い声でひとこと。
「ひどいこといっぱい言ってごめんね。冗談なの」
「うん。嘘だって知ってるから。でも王子そういうときは冗談にしちゃだめだよ。本気じゃなかったの。か、嘘だったの。だよ」
「うん。本気じゃなかった」
「うん。知ってる。ありがとう」
「ママもさ、少しスッキリしなんじゃない?泣くの下手だし、時々泣かしてあげるからね」
「あ~~。ママ下手だしねぇ泣かせるのも泣くのも」
「うん。阿部先生に比べたらまだまだだね(指でちっちっちとしながらニヤリと笑うのですが・・・)」
「阿部先生と比べられてもなぁ」
「ふふん。まぁ少しづつでいいから頑張りなよ」
「はい(しょんぼり)」
↑なんて会話をして(とほほほ)
と、布団に入って爆睡の二人だけど、母脳内冴え渡ってしまったよ。
まず王子の顔が学校モードの余所行きの顔だったのがショック。
日記に書ききれないくらいに、口が回って次々出る暴言も初めてだったし、
泣くのは堪えていたし、
これでいいのか?
あ~~ん。
ということで、阿部先生のとこへ電話してしましました。
上記の説明をしてみたら、先生は
「おお。それはよく抱けたよ」
褒められた!!!
「こんなんでもいいんですか?泣けてないですけど」
「それもひとつの甘え方でしょう。初めての顔って言ったけど、目はどうだった?伺ってなかった?」
「何処まで酷いこと言って平気か確認してる感じに瞳は揺れてました」
「うん。素直に甘えられないから、そうやって絡んで甘えたんだよ。言ってる言葉は重要じゃないの。そうやって絡んで受けてもらったことが重要だから大丈夫。ちゃんと抱っこだよ」
そんな感じで教えてもらいました。
よかった。
間違ってなかった。ほっとしました。
今夜の抱っこで感じたことは王子から、
俺はもう一人で平気なんだから自立させろ~~と言われている気がしたこと、なんかを話しました。
先生には王子の手の平で転がされているねぇ~と苦笑い。
本当は親が転がさないといけないのだけど、王子のように死に直面したような病気児は老成してしまっている部分があって、
ある意味大人より大人な部分がある。
だからとてもむずかしいけど、少しづついこうねってことでお話し終了。
今まで王子は赤ちゃんだったし、その後は病気のせいで言葉が上手くなかったので、
わたしが王子の意思を翻訳してきた。
だからすっごく同一化しちゃっていたのかしら?
これはお互いに自立の時でもあるのかな?
とかまた色々キーワードが見えてきたのでした。
はぁ。しかしクタクタです。
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