2004-03-26 Fri
いや・・・物騒なtitleなんですけどもどうも最近の日記。事実は事実なのですがユーモアが足りないというか、笑いがないなあとしみじみ痛さに反省中でございます。さて昨日は脳波の検査。これは自然睡眠に近い状態で眠らせて、浅い眠り、覚醒、深めの眠りとのパターンでの脳波の動きを見るものです。そしてわたしにとって1番キツイ検査なのです。
睡眠導入剤であるトリクローム(トリクロ)が王子は大嫌いなのです。
注射のがまだいいらしいくらいにマズイ水薬。
まずこれをなだめすかして飲ませる作業が一苦労。
そして飲ませた後からやってくるのはタチの悪い酔っ払い親父状態のクダ巻き王子です。
はたから見てたらもう絶対に笑えるくらいに王子薬キマッテいっちゃってるくらいに陽気です。
理屈もナニもなく非常にハイで本人は楽しそう。でもちょっとしたことでキレる・・・。
多分麻薬とかやる人はこうなるんだろうなあの典型パターン。
そして体重18キロになった王子を抱え、寝かす為の奮戦が始まるのですが、王子は断固寝るのは拒否。
腰が立たない抜けてるのにまあ動きたがる。
検査技師さんも顔なじみ・・・毎回のわたしの苦労を知ってらっしゃるので、検査室のベットをひとつ開けてくださっていつでも寝たら撮るという状態を作ってくださり、今回はベビーカーに王子を押し込め、旅に出ました。
旅に出る間の王子は陽気ですから普段とは違って道行く方にロレツの回らない言葉で話し掛けまくり、笑う怒る、泣く・・・意味はない。
愛想もよくって道行く人に「ハロー」なんて声をかけて手を振っております。そしてわたしが困る顔をすると指差して笑う。
わたしもポチも酒の癖が悪いですから、将来の王子の酒癖が多少気になります(苦笑)
あーー薬のせい薬のせいと念仏を唱えつつ、ちょっと動くと抱っこでベビーカーを下りると暴れ仕方なしに下ろし、ちょっと行くと今度は乗るで乗せてを繰り返すこと4時間。
ええ4時間です。これは真面目な話しで大変です。本当に大変なんだよぉ(でもこの後のが大変なんですけどね)
そして病院に行ったのは12時。検査を受けたのは4時。
ああでも受けれたので良かったんです。ええ良かったんです。
無事検査を終え酔っ払いとかした王子と帰宅。
帰宅してから戦争です。
たてば普通にひっくりかえる(腰は抜けていますから)なのに座っていてはくれない。
今度は泣きじょうごになる。
食事も出来ない。
最後はテーブルの上のものを全てひっくり返し味噌汁の海で転げてる。
ええ・・・この当りでわたしの忍耐には亀裂です。
でっかい声で怒鳴りまくり、あまりに危なくてぶってしまいました(告白)
薬で理屈が通じなくって怒鳴る声にしか反応してくれない・・・。
ぶたないと止まらない。
最後はわたしが助けて欲しくて泣きました。
オンオン泣きました。
今回虐待に走るきっかけの瞬間を理解した気がします・・・・。追い詰められる~。
ともかくもう起こしておくと危なくて仕方ないので、部屋も片せず・・・目を離すと滑り台とか行ってしまって転げ落ちるので、
布団の部屋に行き寝かしました。
非常に陽気な酔っ払いも薬にはかなわず落ちました。
そして体中筋肉通なのにムチ打って・・・部屋の掃除です。(凄かったので・・)
ともかく誰かの声で正気に戻りたくて友人に電話をすると友人が嬉しい贈り物をくださいました。
ええエロ小説!疲れきっておかず片手に一発抜く気力もないわたしに活は入りましたとも!(下品ですみません)
こんな時こそエロです。一発抜いてスッキリするのです!(身も蓋もなく下品な表現ですみません<苦笑)
しかしママセンサー炸裂の王子様・・・さぁやるわよ(照)って瞬間のお目覚め。
そして本日・・・・。
ああやっぱり朝から王子ラリッテルように目が据わってます。今日の予定は全てキャンセル。
あまりにぼけぼけ王子・・・トイレでうんこくんを決めた後、パンツをはこうと座り込みスイッチが変ったらしくとってもナチュラルに部屋の真ん中でうんこくん決め手くれました。
オーーイ王子くーーん。帰ってきてーーカムバーーーックでゴザイマス。
下の片付けしましましてお次はお漏らしでゴザイマス。
本日ポチの帰宅の日。
何か手を込んだものでも食べさせたい。
お部屋も綺麗にして迎えたい・・・。
どうやら無理なようでして先手を打ってゴメンネメールを打つと無理しないくいいよ~っと・・・・・涙。
これはわたしも同じくらいに陽気になろうと決心。
とっときのエビスの黒を飲んで王子のテンションにおきつきました~。
でへへへ。やっぱりね笑いがなくっちゃいけませんものねえ。
ちなみに夕食はこうなったら豪華に出前よーーと取りました(大笑)
ある意味王子のおかげで堂々と家事をサボれ、しかも同情してもらえてラッキーと思うしかないわと思いながら3本目に手を出しながらいそいそつまみを作りはじめるよよちゃんさん。
王子もサーモン(サーモンのマリネですの<うふ)は食べたいらしく台所でコテコテ転びながら、見ていますので、ママにウルトラCでチャイルドシートに括られつつ陽気に見学しております。
ええ赤ちゃんの頃から最近まで使っていたチャイルドシート、捨てるために役所へ連絡するのをサボっていましたのがお役立ちです。
重いから転がらないしなあ最高!抜けれないし、わたしがトイレに行く時はこれに括られていてもらおう。
やっぱり適度のアルコールは人間の脳を活性化させるようです。うふふ。
明日は専門病院デビューです。ポチも居るから楽チンだよ~ん♪えへへ。
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続き▽
2004-03-17 Wed
Dr.K・・・王子の癖のある担当医。わたしとの相性は最悪。ちなみに同系列病院に通院する仲間うちでの評判も地の底。小児科医としてちょっとどうよ?という性格に難ありの先生。王子の症状が悪いので行ってきた本日。
「悪いですからねえ(脳派のこと)とにかく薬を増やしましょう(だから増やしてもらいに来てるんだよ)脱力発作がそう頻度多く起きてるってことはやはり全然量が足りないのでしょう。お母さんが眠くなるから量を増やすのを嫌だってことでしたが(そんなことは言ってない)眠がるっていっていたのも発作のひひとつだったんでしょうね。可哀想に・・・」
ってアンタ・・・素人のあたしのせいかい?
脳派を読んで薬を決めるのがアンタの仕事やろ!
どういう状況が聞かれると眠がる寝てしまうとは言ったがそれも事実でそれが発作のひとつなんて話しはあたしゃ今はじめて聞いたよ。
あーもう書く気も起きないやり取りの連続。
思わず思い切り睨んでいたんでしょう・・・Dr.Kの口から初めて王子が園で誤解されたり理解されないと気の毒だから次回連絡先を持ってきてくれたら直接発達心理の結果も含めて電話しましょうなんて言ってるが・・・。
あんたねえ・・・。
ナイーブな母親の気持ち抉ることばっかり言うのはいいかげんにせい!
何かあると赤ちゃんの時の病気のせいですね。他の神経もやられれていたのかもしれませんとかわからないことは素直にわからんと言え~。
今日の病院のおかげでまた地の底まで落とされた。
この先生全部他の人間のせいに摩り替えて聞いてることの半分も説明しないんだよなあ。
やっぱり病院は変えよう・・・。来週予約取らなくっちゃ・・・もうダメだ。
「日常生活にさわりが出ると可哀想だから量は慎重に決めたい」と言った口で
「お母さんが眠いのを嫌がるから量を増やせませんでしたけど、やっぱりこんな症状が悪くなって、発達にも障害が出ている。だから量を増やしてまずは発作のコントロールする必用がありますから」
って・・・わたしは言ってないって・・・アンタ母親のせいにしてどないするねん。
本当にとほほな医者や・・・。
それから確定もしてないのに、精神遅滞とか、多動とか、自閉傾向とか就学出来ない恐れとか・・・不安材料ばっか言ってないで今をなんとかしろーーー。
最後の留めの言葉「でも時間かかりますから・・・」
1年前と同じこというてるのは気のせいか?
説明がないからな、聞いても答えんから、無能に見えるデ!
もう脳外に通えなくなってもいい・・・・。
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2004-03-15 Mon
胸がギュウっと苦しくなって押しつぶされそうになる。考えてもしょうがないのに・・・痛くて痛くて、
何をしてても、何を考えても根っこでは痛くて、悲しくて仕方ない。
病気じゃなかったらなって思ってみたり、
でもそれをひっくるめて王子なわけだしなって思ってみたり。
周りにも恵まれて本当に感謝してもしたりない環境なのに・・・・。
時折ふっと強烈な孤独感に襲われる。
他者を自ら拒否するように、誰にもわたしの気持ちはわからないと考えてしまう時がある。
王子の発作が酷いから、あんまり酷くて本人も辛そうで、どれだけのストレスなのかなって考えると、
苦しくて仕方ない。
こんな時ほど抱っこして笑って優しくしてあげないといけないのに・・・・。
園はあと2日だったので、今日は多少の無理を承知で2時間だけ登園させた。
お迎えに行った瞬間に王子は泣き出した。
いっぱい発作が起きて苦しかったらしい。
抱っこして慰めながら王子が言う。
「幼稚園楽しかったよ。でもつねちゃった」
うんうんと聞きながら、歩いてくと王子が公園で立ち止まる。
「ママ休憩しようよ」
二人で並んでベンチに座って、温かい日差しを浴びながら忙しそうに道行く人を眺める。
大人びた顔をしながら修行僧のような顔で木々を眺める王子に胸がぐっと詰まり、
言葉にならないけどとても悲しくなる。
「ママ、早くにお迎え来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
帰宅してお遊戯会のビデオを鑑賞した。
自分の出てるシーンを嬉しそうに見ながら・・・表情が曇る。
悲しい顔をしてるから背中からギュウと抱きしめると王子がポツリと言う。
「ぼくつねちゃったねえ。悲しかったかな?ぼくつねちゃった・・・」
震える語尾に零れる涙。
王子のせいじゃない。
王子が悪いんじゃないよ。
頑張ってたんだよ。
本当によくやっていたんだよ。
最近王子は夜寝るときなると泣く。
「ママなんだかぼく悲しくなっちゃったんだよ」
じゃ泣こうか?誘うと待ってたとばかりにえ~んえ~んと泣く。
あんまり痛くてわたしも苦しい。
夜目が覚めて、安らかな寝息の王子を確認してほっとする。
どうか、どうか・・・。
王子の心がせめて癒されますように・・・・。
まだ4歳の子供なのに、我慢と諦めばっかり上手で自分の気持ちより周りの気持ちを気遣う子です。
どうぞどうぞ、病気が治らなくても発作の頻度が減りますように・・・。
意識が飛んで戻ってくる時、まだ頭はハッキリしないのに、
「大丈夫だよ。大丈夫だよ」
そういってわたしに気を使わないように・・・。
どうぞ悲しみと仲良くなれる力を下さい。
どうぞ信じる力を下さい。
どうぞ発作が止まりますように。
春休み、病院を変える決心をしました。
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