2007-01-12 Fri
しゃばけ 発売元:新潮社 著者/畠中 恵
「絶対によよちゃん好きだから」
周りみんなに言われてお勧めさせれいました。
ファンタジーノベル大賞受賞作は面白くないわけないので、注目していたのですが、すごく好きそうだったのでとっておいた1冊。
面白い。
狙いなのかなんなのか、実にこちらのモエポイントやつぼもついてきます。
お話はいたって簡単。
時代小説の形をかりて、舞台は江戸。
お金持ちの廻船問屋の若旦那さんが主人公。
そして彼の兄や2人の手代は実は妖しであり、両親以上に非常に過保護。
主人公はいつでも死にかけるくらいに虚弱なため、
17歳の主人公はこれ以上ないくらい甘やかされて育っています。
そんな一人ではお隣に遊びにすら行かせてもらえない箱入り息子の彼を中心に、さまざまな不思議事件を
妖しの力をかりながら彼がひもといていくんです。
筋の基本はたったこれだけなんだけど、まず読みやすい。
宮部みゆきの時代小説もとても読みやすく時代小説入門編にはぴったりだと思ったけど、
しゃばけは更に読みやすく、江戸の金銭価値ひとつにしても、
世間知らずの若旦那へ説明する形で実に自然に読者にもわかるようになっています。
更に主人公が若い。
なのでおっさんくさくならないんです(笑)
コバルトで連載でもおかしくない内容。
若い子たちに読んで欲しいなぁって思います。
1冊目のしゃばけは長編ですが、続編は短編の集まりなので更に読みやすいと思うので、
通勤の行き帰りに是非v
■スポンサードリンク■
2007-01-12 Fri
わたしの居場所はどこにあるの?~少女マンガが映す心の形~発行/学陽書房 著者/藤本由香里
2007年の1冊目に選んでみました(笑)
少女マンガの中で描かれる恋愛からジェンダー問題、生殖のことにまで10年かけて書かれたなかなかユニークな漫画論。
中でも恋愛のテーマのカテゴリに関してはうなずくことばかりです。
1979年に橋本治氏が「花咲乙女たちのキンピラゴボウ」の中で
少女マンガの核がドジっ子でもブスでも憧れの君に「そんな君でもぼくは好きさ」と言われて安心する。
男の子からの自己肯定にあると指摘されたことに著者はカルチャーショックを受けます。
ええ、わたしもショックを受けた口です。
わたしと同年代の少女たちは少女マンガでつちかった脳内恋愛刷り込みをいかに打ち破ることが出来るかが、
リアルでの恋愛に非常に影響のあることであったってことなのです。
この秘密、理屈を様々な事例を用いて多角的に検証していってくれるのはいっそ気持ちのいいことでした。
もう本当にうなずいてばっかり時間があったらぜひどうぞv
ちなみに一条ゆかりの偉大さが更にわかったわたしでした(笑)
■スポンサードリンク■
TOP PAGE △




















