2007-01-21 Sun
王の男やすさんが大絶賛だったので、いそいそ出かけてみた。
わかちゃんに声をかけたら、お付き合いしてくれるそうなので、今年の1月デートは王の男になりました。
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で、見た人の間で評価が真っ二つにわかれているこの映画は韓国映画で、韓国では知らない人が居ないであろう稀代の暴君。史実とフィクションをまぜた大ヒットの舞台をベースに新しい展開で見せ、韓国映画の記録を塗り替える大ヒット作。
内容はお昼のメロドラマな感じ(豪華だけど)
芸人の2人が逃げて都へ行って一旗あげようとし、宮廷お抱え芸人に上り詰め、そんな中で女形役の芸人が王に執着され、愛憎劇?
えっと、男性2人の友情と王の横恋慕ちっくな話?
とか思うと肩透かしかもしれない。
わたしはチラリズムの極意をここに見た気がします。
わたしのモエポイントであるチラリズムとは、あからさまな描写はなくほのかに香らす。
そこに妄想の張り込む余地があるわけなんだけど、この場合はあながち外れてはいなそうなので余計に萌えるというか<えへへへ
でも直接的な描写がほぼないので、同性愛とかそういうのに抵抗ある人でも見れるかなって思いました(普通にメロドラマなんで)
なので、わたしの鑑賞後の感想はチラリズムでジュネな世界だったなぁでした。
コンギル役(王をたらす乙女(男だけど乙女))は普通に綺麗な男の子なんだけど、女の子には見えないんだけど、周りをむさい男子を集めているせいと、
王の愛妾役の子が小柄でタイプの違う可愛い子を配役しているせいか、男なのに、妙に浮き立った色気を感じるように上手く演出していました。
その昔エイリアンストーリーっていう漫画の中で主人公のシャールくんがヒロイン役で映画に出るときに男のシャールくんが女の子にしか見えないように、家具まで少し大きく作ったっていう演出シーンが出てきていたのを思い出した。
だからコンギルがどう見ても男なのに、どう見ても現実っぽく感じないように演出されている。
愛妾が生身の女なら彼は幻のようで触れたら消えてしまうんじゃないかってはかなげな印象がある。
対比するようにコンギルの芸の相棒は粗野で大胆で野性味あふれる力強さと男らしさを持っている。
で、もっと突っ込んだ感想としてはパンフで書かれていた岩下志麻のレビューが一番ピンときた。
(岩下志麻最高だよ)
一部要約抜粋プラス感想
コンギルはなにもしない。ただ目の前の男にニコっと笑ってひたすら舞や芸をやって、理不尽な目に合わされてもただ悲しそうにしているだけで、腹黒な部分はいっさいない。
そんな何もしてないコンギルなのにみんなどんどん不幸になっていく。彼は伏目がちに瞳をうるうるさせているだけなのにだ。
長い髪に大きなおりぼんをひらひらさせて己の魅力は自覚した上で、でも純情可憐な乙女。
超古典的な少女マンガの主人公タイプ。
王はそんな彼にめろめろ。
そして相棒はそんな様子に嫉妬しているのか、念友の関係にあったのかはわからないけど、いっぱいいっぱいになりながらも側を離れようとはしない。
最後の最後まで彼を助けようとする。
そんな映画でした(どんなや?)
でもわたしは普通に面白かったよ。
韓国の衣装の華やかさや色彩がとても綺麗で大きな画面で見た価値はあったなぁと思いましたv
コメント
そうそう。
間違ったの。
修正面倒でままにしてたのばれたか。はははは。
間違ったの。
修正面倒でままにしてたのばれたか。はははは。
| yoyo | EMAIL | URL | 07/01/28 19:13 | AFFdIjBk |
岩井志摩子だって。
岩下志麻じゃ、極道だよ(笑)
楽しかったねぇ。また色々行きませう。
岩下志麻じゃ、極道だよ(笑)
楽しかったねぇ。また色々行きませう。
| わか | EMAIL | URL | 07/01/27 19:14 | oIzUnQl. |
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