2007-10-19 Fri
今回は王子が絡まり、相手の子たちは王子は自分が嫌いなのか?と悩んでいることも解決したいと思っていました。
そして昼間にアドバイスもらったことは、
王子の気持ちを考える。
王子は充分に悪いことをしたと自覚しているだろうということを意識する。
絡まってくるほうのお子さんの気持ちはこのさい横に置き、王子のことをまず考えて行動する。
とりあえず王子に関してのアドバイスはこんな感じだったので実践です。
わたしは最後まで叱りませんでした。
まず普通にいちゃいちゃした後、王子がお風呂の中で大好きな横抱っこをしてあげました。
大好きを沢山伝えた後、聞きました。
「王子、ずばり聞く。なんでハンサム君に絡まったのかな?ハンサム君ね王子がぼくのこと嫌いなのかな?って悩んでいたよ」
ここで王子の心の鍵が外れれた感触あり
「ぼく嫌われているの」
「嫌われないよ」
「嫌われてるよ」
「それってジャイ君のこと?」
彼の名前を出した途端に王子の顔がくしゃりと歪みました。
そのままポロポロ泣き出しました。
「ジャイ君。王子に嫌いって言うの?」
「うん。嫌いとかダメとかあっちいけとかさ、ぼく嫌われ者なんだって」
「そうか。そえは苦しいね。悲しいね」
内心はらわた煮えそうだけど笑顔で対応したわたしは偉いと思う。
(みんな。ここは褒めて!)
「でもね。みんな嫌いじゃないよ。少なくてもハンサム君はね。王子に嫌われたって心配してるんだよ。好きだから心配なんだよ」
王子はボロボロ涙。この言葉もキーだったようです。
ここでダメ押し。
「王子もハンサム君好きね。大好きな優しいお友達に、嫌なことしちゃって悲しかったね」
ここで爆涙。よし。わたしの抱っこはあっていると信じて先に進めるぞ。
「王子はどうして意地悪しちゃったかわからないね。本当は仲良く遊びたかったね。遊んで欲しかっただけね。甘えたかったね」
うんうんと頷き、ママに抱きついてきたので体勢を変える。
そしてゆっくりお話し合いをしました。
したくないことをしちゃったことは謝った方がいいね。
ハンサム君心配してたから、謝れないなら、お手紙でもいいよ。
伝えてみようか?
「ぼくね。電話する。ちゃんと言う」
それがいいね。
この件はここで一旦締めました。
そして、王子には、ママは王子がどうしてかわからないけど、意地悪をしてしまったこと、そのことが悲しいと思っているいることを知っていると伝えました。
ジャイ君の件を知っていたよと伝えました。
「どうして、ママに言わなかったのかな?」
「病気の心配だけでも大変なのに、もっと心配させたくなかった。それに、ぼく怒られると思ったの」
(ぎゃ~~~~~。いじめらたこの模範解答がきたよ。王子~~~~っ)
「怒るわけないよ。心配はね。いつも言ってるよね。王子の心配するのもママとパパのお仕事なんだよ」
「そっか。ママはスゴイね。ありがとう。ぼくの気持ちわかってくれて」
そうしてもうひと泣きさせてから、お友達へ電話をさせました。
涙で声にならない王子だったけど、お友達はわかってくれました。
王子も安心したようです。
そして、わたしはその親御さんに、アドバイスを受けた結果と、阿部先生なんかにも相談した結果から、状況説明の電話を改めてかけたのでした。
長いのでその4に続きます。
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