2006-11-21 Tue
王子は病気っ子である。病気のせいで障害も持っているから、正々堂々と病気っ子なのだ。
しかも何回か死に掛けているから、その辺りのことも自分で自覚済み。
今では、ぼくは赤ちゃんの頃は死んじゃいそうだったけど、今は元気だしもう死なないから安心してね。いっぱいどんどん生きるから!
などどかわいい顔で言うものだから、逆にうるっときてしまうこともしばしば。
そんな王子なんだけど、ぼくは愛されているという確認作業が大好きだ。
いやな手管を使う女子のごとくこの手管を使ってくることがある。
天性の憑依型女優モード(北島マヤ系)の血が騒ぐのか、やってくれることもしばしばだ。
その中でママが激怒するキーワードがある。
「ぼくなんか死んじゃってもいいんだね。死ねばいいって思っているんだ」
死という究極のワードは王子にとっての秘伝の宝刀になりつつあり、これを抜きかけたときには彼は女優になっている。
そして、その表情、視線の向け方、体の位置まで憑依型のなりきり女優らしく、
すばらしい演技力で迫ってくる。
片目からだけポロリと涙をこぼしてみせて、でも唇はかみ締めわな泣くなんて本当に王子の得意分野。
が、そこはかわいそうでもあえるが相手は元祖憑依型女優と戦ってきた努力の人亜弓さんタイプのよよであるからして、
どんなにがんばっても7歳の子の立ち向かえる相手ではないだ。
わたしは王子の中にある。
死というキーワードの使い方が気に入らない。
それを使うことで、気を引き、あまつさえ踏み絵のように相手を試す。
しかも、絶対に否定されない。
それを前提の上でのキーワードというのが腹が立つ。
わたしの中の女優魂にも火がついた!
勝負してよ!!!王子!
わたしだってね。思い込みとなりきりでやってみせるわ。
そんな感じで涙合戦はよよさんの勝利。
当然です。
王子には、どこが卑怯だったのかとくと説明した。
かわいい王子は、自分のしてしまった過ちに悔しさと情けなさを感じながら爆泣き。
「病気をたてに同情引いたりするのはカッコウ悪いよ」
びしっといって聞かせた。
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