2008-01-30 Wed
昨日は王子の帰宅時間が近づくにつれ胃がきゅうきゅうしていました。ああ。なんていうヘタレ母なのかしら?
帰宅した王子様に聞きました。
「どうだった?」
「あやまれた」
「え?言えたの?」
「うん。昨日はごめんねって言った。許してくれた」
母は感激のあまり涙。
勇気がいったよね。もし許してくれなかったらって考えたら怖かったよね。
負けなくて偉かったね。
そして1回謝っただけで許してくれたお友達も優しいね。
ぎゅうぎゅう抱きしめてそう言うと王子も涙ぐみながら、
「ぼく言えたの。ママが信じてくれたおかげだよ。あとカードとか天使とか応援してくれていたし、だからだって思う」
と照れくさそうに笑っています。
「応援も大きいけどね、王子の力だよ。自分で頑張ったんだよ」
「うん。今日他にも喧嘩したけど、その時もごめんねって言えたよ」
(そうか他でも喧嘩か・・・)
「それはよかったね。1回だけ謝っただけで許してもらえるのもありがたかったね」
「うん」
(王子は何度も同じことを繰り返しているので、1回謝ったくらいでは信用してもらえないのでした。なので、気前よく許してくれたお友達にも感謝です)
そしてよかったね。よかったねってギュウしました。
さて二日目の今日です。
やはり母はドキドキです。
「今日はね、まるちゃんがねジャイくんに言ってくれたの」
詳しく聞き出すと、
最近やっぱりジャイくんが絡んでいるんだそうです。
で、王子は悔しくて八つ当たりしたりしちゃうのです。
この辺のことはお友達もよく知ってくれています。
そしてお友達もよく王子のことを見ていてくれているようで、
謝れなかった王子が謝るようになった→いいこになりたいと思っている
ジャイくんが絡んでいるのも王子はl今日は耐えている→手が出る前に助けよう
↑こんな風になったようです。
そこでまるちゃんが間に入り、今までさんざん絡まれていたハンサムくんが
「王子はもう友達には手を出すな。誰にも出すな。かわりにジャイは俺がなんとかしてやるから、ジャイに絡まれたら俺に言え約束だぞ」
と、約束したそうです。
さんざんっぱら王子のことでは追い詰められていたハンサムくんも気のいい子です。
(今日の流れがそうだったんだってことで、明日も上手くいくとは思わないけど、でもそういう気持ちが嬉しいです)
ナイスです。
王子は自分から他のお友達に助けてって言えません。
自分でなんとかしようとしてどつぼってるのが常です。
今日はお友達の方が見かねてくれたようです。
ここぞとばかりに母は言いました。
「王子が謝れるようになって、本当はお友達とは仲良くしたいってみんな見ててくれたんだね。絡まれても我慢していたらお友達が助けてくれるよね。これ王子が手を出したりひどいこと言ったりしたら助けてもらえなかったね。うんとひどい喧嘩になって悲しかったと思う。偉かったからだよ」
「うん。ぼくもそう思う。喧嘩はしちゃったりしてても謝って仲直りできるし、みんなも助けてくれる」
よかったとしみじみ思いました。
このよかった経験を繰り返すことで、王子の対人スキルも上がるって信じます。
二学期に比べたら格段に早く問題が解決するようになっています。
またやらかしても王子を信じよう。
ひとまず胃の痛みは王子に関してはしばらくさよなら出来そうです。
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