2008-05-24 Sat
鉄男くんは日記でも何度か顔を出す王子の幼なじみだ。発達につまずきがあって、ちょっとDLがあってすこぉし自閉っぽい面もある。
ギリギリボーダーラインをうろうろしている少年だ。
おしゃべりで気持ちが全てだだ漏れで声に出てしまったり、興味あるとそこから離れることが出来ず、納得するまで他のことを出来なかったり、
空気が読めず地雷を踏みまくったりしてしまう。
でも優しい気持ちや人の助けになりたい気持ちは沢山持っていて、
うるさいけど可愛い少年だ。
そしてなにより電車についての記憶力や地図を覚える能力は驚異的なのだ。
そんな鉄男君には悩みがある。
我がクラスのもう一人のジャイコと徹底的に相性が悪いようなのだ。
うちのクラスにはきっつい子が何人か居て、その子たちと遊ぶと、王子も永久鬼になっていたりするらしい。
とろい子が嫌いなのだ。
鉄男くんは優しいえみちゃんが大好きで、ようやくえみちゃんと放課後の約束を取り付けることに成功した。
えみちゃんは人気者なのでなかなか独り占めできなのだ。
うれしさいっぱいで公園に行ったら、ジャイ子とそのおとり巻きがいた。
一緒に遊ぼうという流れに当然なる。
そこではじまった高鬼。
ジャイ子は「鉄が鬼ね」
最初に決められてしまう。
王子と違い、自分で正しいと思えないことには食い下が鉄男くんなので、そんなのずるいよ~~と文句を言う。
当然である。
他の優しい子たちもじゃぁじゃんけんで決めましょうとフォローを入れる。
が、相手はジャイ子である。
「鉄、鬼も出来ないなんて使えねぇ。使えねぇんだから鬼くらいやれよ」
まさにジャイ子!
ジャイ子節炸裂!
結局、最初は鉄男君が鬼をして始まった遊び。
でも鉄男くんが別の子を捕まえて鬼がチェンジしそうになると、
「たんま!巻き戻し~~~。今のナシね」
と巻き戻されてしまうのだそうだ。
ジャイ子は頭も回る。
帰宅した鉄男くんにそこまで聞いたママは悲しくて仕方ない。
でも、そんな嫌な目に合うなら遊ばないで帰ってくればよかったのに。
アドバイスすると鉄男くん。目に涙をためて。
「使えないから帰れって言われて悔しいから最後まで居た」
そうか、すでに言われていたのか。
悔しいね。
他にもまぁ色々攻撃を受けているの鉄男くんなのだけど、
ジャイ子はジャイ子なんだけど、
みんなにジャイ子なわけでもない。
裏表はないから、影でいじめたりもしない子だ。
ちなみに王子は庇ってもらうことも多い。
(ジャイのことが嫌いなジャイ子なのでジャイ関係では何度が助けられた)
鉄男くんのママは鉄男くんが絶対に空気を読まない発言で何度も嫌なことをしているんだろと言う。
でもなぁ。
意地悪はいけなんだよ。
相性もあるけど、でもなぁ。
永久鬼は辛いと思うのだ。
あっちでもこっちでもさすがに三年生ともなると色々起きてくる。
(でも普通の進んだ学校の三年生の戦争を聞くとうちの学校はまだまだ幼いらしいので助かるのであった)
■スポンサードリンク■
コメント
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://polepole.x0.com/diary/tb.php/756
TOP PAGE △