2004-04-07 Wed
RPGというゲームの種類があります。でもって簡単に言えばRPはごっこ遊びのようなものです。仕事でもメンタル系でもよく使われるもので、そして今日の抱っこはこれをやってきたのでした。
本当の抱っこの予約の日は王子の入院と重なりますので、入院前と入院後に慌てて予約をKEEPこれで安心です。
何がどう安心なのかわからないのですが、これで安心なのです。
このとこの王子の問題点(わたしは問題の全てから逃げたので非常に元気です<笑)
○異常なくらいに甘えたになっていること
○赤ちゃんのようなふるまいを要求すること
○ちょっとの時間も一人で居られないでわたしが見えないとパニックになり○探し回る(トイレもなかなかゆっくり入れない)
○ヒッキーになってしまってること
○入院の話しは知ってるはずで何度も説明をしようとするのに聞いてくれないこと
そんなことでお話しを始めました。
まずは入院の話しで、今回はママも一緒に居ることだし頑張ろうと言う話し、赤ちゃんのようなふるまいや異常な甘えたなんかは多分不安定になってる部分もあるだろうけど、振り回されないようにと教えて頂きました。
可哀想とか赤ちゃんからやり直すを間違えないこととのことで、王子は確かに赤ちゃんの頃の甘えたかった気持ちなんかをやり直してる部分もあるだろうけど、あくまで4歳の兄ちゃんとして扱っていいとのこと。
例えばお着替えが出来ないと手伝って欲しいと愚図った場合それを理由にゴネテ愚痴って甘えてるのだから気持ちは受け止めて慰めて、でもやれることはやらす。
要求に全て答えるのではなくて、気持ちだけ受ける。
王子の場合は本当に出来なくなってる場合もあるので、ここらへんがすっかりわからなくなっていたわたしは目からウロコスッキリしたなあと思ったのですが、王子・・・この兄になる部分で泣き叫ぶ泣き叫ぶ。
そこで入院中、付き添いのわたしはどうしても席を外す場合があり(トイレ洗濯食事電話連絡などなど)
その度凄まじく抵抗されると困ると愚痴った母の為王子RPG開始。
椅子に座って一人で待つ練習をやってみました5分間。
王子泣きます。凄く呼んでます。
でも先生曰くこの泣き方なら大丈夫。
王子にはちゃんと一人で待つ力も待たなくちゃいけないこともわかってるとのことで、わたしが巻き込まれないようにしようと思ったのでした。
5分後戻った王子。涙でぐしゃぐしゃな顔で抱きついて来ましたが、なんとなくコツはわかった感じです。
色々彼が何かを理由にして泣いたり愚図ったりしますが、それも全部その言ってることが本当に嫌なんじゃなくってかこつけてるだけなんだなとしみじみ。
最後セッションが終わって脱いだ靴下を履くときになり王子抵抗。
「ママやって・・・お手伝いして」
またはじまったので、先生が抱きながら慰めて励ますのですが王子手強い頑固者です。
履いたら負けってくらいに泣き叫んで
「おうちゃんままあーおうちゃんままどこーおうちゃんままがいいのーーー」エンドレス。
それでもちゃんと抱かれてるので本人足掻いてるんでしょう。
履いたらもうママに甘えれない、お兄ちゃんになんないといけないとでも思ってるのか凄かったです。
でも王子の泣き方は素直になっていて、可愛らしく、ちゃんと泣けているのでなんか大丈夫って思うのです。
本当にわかりやすく可愛い泣き方になりました。
ママにちょっと手伝ってもらって靴下を履いてウィンドブレーカーを着て、先生にちゃんとお兄ちゃんになってママを困らせないで喜んでもらおう。
入院は大変だし嫌なことだけど、そういうときこそ頑張らないといけないよと励ましてもらって本日のセッションは終わりました。
多分入院中。
わたしはトイレに行くのも王子と今生の別れのような説得が必要でしょうし、王子は検査ばかりの毎日でストレスもマックスでしょう。
わたしも禁煙の禁断症状やストレスが溜まるでしょう。
いらん喧嘩も多いと思うのですが、でも抱っこに来て練習したことできたこと、
そして「もっと王子を信じてなんでもやらせなさい」って先生の言葉を覚えていれば大丈夫って思いました。
帰り道、病院で履くスリッパの代わりに王子の希望でハム太郎の赤のサンダルを買いました(なんで赤・・・なんでハム太郎・・・)
本屋さんで念願のコスモスの絵本を買いました。
普段は読んであげないけど(普通のお話は読んでもこの手のは読んであげてないです)王子の好きなウルトラマンコスモスですから、この本を持っていってあげようって思いました。
おもちゃも絵本も持ち込み数は3つまで厳選に厳選しなくてはいけません。
そんな感じですが王子の調子もよくなってきてるのか、本日夕方までかかったセッション帰り道も耐えていました。
なんだか希望いっぱいです。
育療系の方は入園したい施設の最終の面談にゆきつけずペンディングになってしまってます。
入院等の事情を話す電話をして説明して、でも入園の希望の意志は変らない旨を伝えた後、先方の担当の方が最後に言ってくれた言葉がじーんと来ます。
「今は病気の方を治すことに専念してくださいね。秋でもいつでもこちらは構いませんから、そして、用がなくても、誰かに何か聞いて欲しくなったときや話し相手が欲しくなったとき、そんななんでもないときでも気にしないで電話してくださいね」
そんな風に言ってくださいました。
連絡を取った王子の幼稚園の方も色々ありがたい対応です。
どうしてこんなに優しい一言をつけれることが出来るのかな。
あったかいなあとじーんとしてるのでした。
王子の抱っこの報告をポチにした後ポチのひとこと
「おれたち自分たちで育児出来なくなってるんだな」
この言葉って丁度わたしも今日思っていたことで、本当にわたしたちってどう育てていいのかわからなくなってるんだって実感。
でも二人でそれでもそのことを認めて他人の力を借りる勇気を持ててよかったねと話しをした。
他人が入ってくれてこそ見えることがある。
いつかちゃんと二人で王子を育てることが出来るようになりたいな。
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