2007-02-08 Thu
二学期の終わりから漢字練習がはじまって。王子のクラスはノートに4回大きく書いたら、その文字を使っての文作りっていうので学習している。
漢字自体を覚えるのは各家庭任せななんだけど、文章力をつけようという狙いらしい。
そして授業内に終わらない子は宿題。
さらに終わってない子は居残り。
そんな風になっている。
さて、王子様。
この勉強の仕方がなかなか飲み込めなかった。
なんだけど、ようやく最近飲み込めたようで、宿題が減ってきた。
ノートを見ると学校で頑張っているみみず字がのたくっていてじ~~んと感動。
「ママ今日ね。ぼく居残りじゃなかったよ」
ニコニコしていたよ。
そして居残りの子の名前を嬉々として言っていた。
(そのメンバーってことはあえて進度が遅すぎる王子は帰されたんだろうなぁ<笑)
思いつつも頑張ってるもんねってほめておいた。
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2007-01-30 Tue
実はよよこさんは5年生になるまで逆上がりが出来なかった。3年生になるまで補助なしの自転車にも乗れなかったし、うっかりブランコも3年生になるまでこげなかった。
かけっこもいつだってビリだった。
まぁ水泳とか縄跳び、跳び箱、ドッチボール類はかなり出来る方だったので、1年のうち、逆上がりさえ乗り切れば体育はなんとかなった。
でも、本当に坂上りが出来ないだけで体育はかなり憂鬱な授業だった。
王子は当然のように縄跳びが出来ない。
で、その件でいろいろ言われて悲しい気持ちになり、上手に縄跳びから逃げ回っているらしい。
それでも学校は好きだし楽しいと言える王子は強いなぁと思う。
しかしかなり縄跳びが出来ないことがプレッシャーになっているから、ポチの出番で特訓してもらうことになった。
ポチにも王子の状況を何度も伝えたところ、ようやく本気で教えてる気になってくれた。
まずは両手に二つ縄を持って回す練習。
それがだいぶ出来た後、今度は縄を半分に切断したものを持たせて、足に当たらないように回す練習。
上へ向かってのジャンプ練習。
今度は縄を回しながらリズムに合わせてジャンプ練習。
だんだんタイミングがあってくる。
次にポチとママがお持ちをして、縄を飛ぶ練習。
これは7回飛べた。
こうやって、王子に、実は飛べるんだよってことを体験させてあげた。
自分で回すとやっぱり力が無駄に入り、タイミングがずれてしまう。
でも王子はちゃんとぴょんと飛んだ。
「俺がなぁ会社3日くらい休めたら飛べるようになるよ」
ポチはまったく心配ない顔でそういっていた。
でも、それは無理だから、ママと縄を回しながら跳ねる練習だけしておくことになった。
って書くとむちゃスムーズなように見えるけど、
説明しても、説明しても理解できない王子に手取り足取り、
しまいには拗ねる、切れるを励まし、だまし、褒めて、怒ってと大忙しなんだよね(苦笑)
本当に理解が遅いんだよね。
そして7回飛べたことでウットリトリップ。
「おれ、すごい?すごい?」
興奮して先に進まない(笑)
「チャンスは無駄にしちゃいけないんだよ。オレには練習のチャンスがあるから、きっとがんばったら出来る」
何度も自分に言い聞かせながら王子はがんばっています。
「ママも逆上がりで苦労したから気持ちはわかるよ。出来ないのは苦しいからねぇ」
そんな感じでママもがんばります
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2007-01-26 Fri
悪い言葉、使いたくって仕方ないっ。ズルも楽しい。
ちょい悪いのって格好いいんじゃねぇ。
二学期の終盤くらいから王子が目覚めてやんちゃくれデビューをしている。
成長過程では年中から年長くらいの悪ぶりな感じ。
ちょい遅れぎみでデビューである。
掃除をサボりまくっていた王子様ったら、今日は罰当番になったようだ。
一緒のサボり仲間がボス的存在の子なので、いいように流されてるなってことまで見えておかしい。
「特訓なんだ」
いや・・・それ罰なんだよと思いつつ。王子は掃除が上手くなったと得意になってるからおかしい。
そして悪い言葉も結構使っているそうだ。
使ってみたいんだろうね。
ありがたいことに、先生が阿部先生と同じことをおしゃってくださってることだ。
今まで言われてばっかりで、言ったことなかったから、言いたいんですよね。
これは成長のひとつですよ。
もちろん悪い言葉は使ったらびしびししかります。
しかりますが、王子くんの場合は意地悪とかで使うのではなく、使いたくて使う成長過程ということはわかっていますから、
お母さんもその点はよく含んでくださいね。
そんな風におしゃってくださった。
ああ。先生の後ろにも後光がさして見えますっ。
来年もっ来年も持ち上がってくださ~~~~~い。
深く頭を下げながら母はそう思ったのでした。
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2007-01-18 Thu
胃がしくしく寝れないので、授業参観のことを書いておくことにしました。せいかつの授業で1年生をクラスではなく、グループでわけて、むかしの遊びの体験授業です。
(今の子って本当におはじきもお手玉もけん玉もな~~んも知らないのですねぇ。かごめとかはないちもんめも知らないのには驚きました)
さて、そんな王子様。
元気よくウキウキと羽子板を持って素振りしています。
でも運悪くお休みの子が居たので、当然のように王子様のお相手はおりません。
しっかりハミになっている。
でも王子様、みんなの邪魔になっているようななっていないようなポジションで、お友達が遊んでいるのを楽しそうに見ています。
本当に楽しいのかはわからないんだけど、その場に一緒に居られることは楽しいようで、笑顔、笑顔、笑顔。
わたしの心の中の方がミソでハミになっている王子様に心中荒れまくりだったけど、王子様は強いなぁ。
がんばっているなぁと感心しました。
ここは花○でいいよね。
次の遊びはおはじき。
順番決めのじゃんけんも後だしもしないでちゃんと乗り遅れず出来ていたことにまず花○。
そして結局2つしか取れなくても、笑顔で(笑うしかなかったのかもしれないけど)
「オレは2個しか取れなかったぁ~~~。ビリだぁ。アリエナくだっせぇ」
と他人に言われる前に自らを落として笑っています。
何やっても下手っぴだもんなぁって諦めからなのか(すぐに分析したくなる母の悪い癖)
言われる前に言ってしまお~~なのか、でも笑顔。満面の笑顔。
王子様強いです。ここも花○です。
そして2回戦はなんと10個以上取れました。
本人もビックリ顔で、でも満足そうに笑顔です。
たくさん取れているのに、ズルして多く取ろうとしたり、今のは本気じゃないもんと言い張り、何度もやろうとする子も居る中。
そういうズルはまだ素直でしないだけ大きく花○です。
王子様がんばってるねぇ。
ヘタレな母は王子様の大変そうな状況を見るたびに切なくなるけど、
それでも学校好きって笑って元気な王子様が強くて偉いなぁと尊敬しました。
まさにがんばる1年生でした。
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2007-01-08 Mon
王子様は知的障害がある(だけではないけど)なので学校のお勉強へついていけるようにするのは正直無理だ。
でも学校はお勉強だけするところではないので、ちょい無理させて普通級のお世話になっている。
そんな王子様なので、普段のお勉強も学校のフォローを中心に王子のペースでちょこっとづついろいろ学習させている。
だから長いお休み中は、遅れている分のフォローにここまでは覚えようというお勉強の強化のチャンスなのだ。
なにしろ普段の日は学校へ行くだけで相当のエネルギーを消費してしまうので、
家庭学習まで余力がないのである。
先生と、ふゆやすみの間に王子にここまではせめて覚えて欲しいって目標があった。
遅れに遅れた漢字のワークブック
(せめて読みくらいは出来るように)
さんすうの10までの足し算
(この基本を暗記させてしまえば次へいける)
なわとび、ピアニカ
「無理ない範囲で・・」
優しい先生は必ずそうおしゃってくれる。
毎度、毎度わたしの中のダン鳥(マリママ命名の段取りさんのこと)が大暴れしてしまうから、
鳥さんが暴れない範囲でいいですよぉと先に気を楽にしてくださるのだ。
ふゆやすみは大掃除もあるし、用事も多いけど、それでも1日2時間は最低でも時間を取って、王子のお勉強を見てきた。
(↑ここ自分への褒めポイント)
最近主張も激しくなって、
「ぼくはできるよ」
ということを主張したい王子様は自分なりの解釈でお勉強をやっつけてしまうとこがあるので、
明後日の方向へ向かった思考をこちらまで戻し矯正し正しい所へ着地させなければならない。
この正しくきちんとやらせる。
決めた(わたしが)とこまで終わらせたい。
ここら変ではじまる前からダン鳥がくわくわ言い出すのを力技で抑える
(王子も大変だけどわたしにも苦行)
なにしろ王子様は今説明したことがわからない。
お話を適当に聞いて自分なりの解釈展開をはじめてしまう。
その講釈を聞くのも普段なら可愛いなぁ楽しいなと思えるが、お勉強中は…。
「いいかげんにしろよ!!先進もうよ!!!」
とダン鳥がくわくわ煩い。
なので何度も喧嘩になる。
わたしが切れて叱る。
王子も負けずに言い返す。
腹が立つ。
あ~~。
もう優しく根気良く見守りながらなぜ教えてあげれないだろう。
繰り返すけど王子は機能障害で知的障害がある。
発作と脳みそは戦うことで常に緊張を強いられている。
だから、お話をきちんと聞いて、
聞いたことを脳内で構成し、関連ある事柄をまとめ分類するってことが出来難い。
その辺りをつかさどる部位が一番荒廃しているのだ。
王子のせいではなく脳機能問題なのだから、仕方ないのだ。
王子様だって必死なはずなのだ。
わかっているのに、一番理解してあげなくてはいけないのに…。
王子様は賢く、口も回るので、
ふざけているように見えてしまうのだ。
かくして母はお勉強の間にかなりの精神修行をしていることになる。
なにしろ大反省大会を5回はやる。
王子様に謝って、お勉強を楽しく出来る状態にできなかったことを反省する。
王子様にもいこじになって母の話しを聞かなかったことを反省させる。
やりなおされるのが非常に嫌な王子様に、
覚えるためにはやりなおしも必要なことをとくとくといい含め、
お互いにがんばろうと決心しあい励ましあって、
抱っこで涙し、机に向かうのだ。
お勉強の間の酷いときは半分以上はこの作業で消えてしまう。
お勉強を教えるということはわたしにとってかなり(面倒な試練)苦行なのだった。
そんな中なのですが、お友達にもらったPC用のお勉強ソフトで気分転換をさせてみた。
数の数え方から本当にさんすうの最初からをゲーム感覚で行うもので、
1年生の最初に習うとこを王子は楽しそうにやっていた。
眺めながら、どうやら王子は気持ちよく1年くらいの遅れなんだなぁとわかった。
そして本当にカメの歩みなんだけど一歩づつ進んでいることもわかった。
手で書くのが苦手な王子様にはPCはそのストレスがない分楽しく出来ることもわかった。
書くのは本当に大事なのだけど、王子様にとっては本当に大変な作業なので、
PCで息抜きのようにお勉強するのもひとつの方法かなって思ったのでした。
かくして、予定通りには当然いかなかったけど、遅れに遅れたワークは覚えたかは別として
すべてやり終えた。
最後に賞状を作って、がんばった王子を表彰した。
あなたはこのふゆやすみにおべんきょうをあきらめずこつこつとがんばり
おわらせたことをここにしょうします
2007年1月8日
母より
受け取った王子の顔はキラキラしていた。
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